理屈や理論を頭にいれても、なんだかピンとこないとき。
そんなときは、とにかく自分のアンテナに引っかかったものに、触れてみます。
今手にしているのはこちらの本。
昭和の文化が濃く香る、中原淳一さんの本です。
そのなかで面白いページを見つけました。
『季節と配色』
・・・
私が美しい色調、好ましいと思っている配色を各シーズン毎に二,三挙げてみよう。
(中略)
秋―茶色と鼠か黄、またはサーモンピンク等。
実際に並べてみるとこんな感じでしょうか?
〇茶色と鼠
〇茶色と黄
〇茶色とサーモンピンク
また、こんなことも書いてありました。
茶に合わない色はもちろん避けるべきだが、それ以外は茶を配することによって秋らしくなる。
中原さんが色彩の理論を学ばれたかどうかは分かりませんが、納得!な配色ですよね。
美しいものって、時代を超えても普遍的なものなんだなと改めて感じました。
美しさやきれいなものを、言葉で説明できるようになるのが色彩の知識です。
ぜひ、アンテナを広げて美しいものにたくさん触れてくださいね!
中原淳一の世界 幸せになる言葉
(監修 ひまわりや)
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