理屈や理論を頭にいれても、なんだかピンとこないとき。

 

そんなときは、とにかく自分のアンテナに引っかかったものに、触れてみます。

 

今手にしているのはこちらの本。

 

nakaharajunichi

 

昭和の文化が濃く香る、中原淳一さんの本です。

 

そのなかで面白いページを見つけました。

 

『季節と配色』

・・・

私が美しい色調、好ましいと思っている配色を各シーズン毎に二,三挙げてみよう。

(中略)

秋―茶色と鼠か黄、またはサーモンピンク等。

 

実際に並べてみるとこんな感じでしょうか?

 

〇茶色と鼠

nakaharaj-1_03

〇茶色と黄

nakaharaj-2_03

〇茶色とサーモンピンク

nakaharaj-3_03

 

また、こんなことも書いてありました。

 

茶に合わない色はもちろん避けるべきだが、それ以外は茶を配することによって秋らしくなる。

 

中原さんが色彩の理論を学ばれたかどうかは分かりませんが、納得!な配色ですよね。

 

 

美しいものって、時代を超えても普遍的なものなんだなと改めて感じました。

 

 

美しさやきれいなものを、言葉で説明できるようになるのが色彩の知識です。

 

ぜひ、アンテナを広げて美しいものにたくさん触れてくださいね!

 

 

 

中原淳一の世界 幸せになる言葉
(監修 ひまわりや)

 

 

 

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