こんにちは。
刈谷・安城をメインにパーソナルカラー診断をしている、ルプリュスです。
こちらのブログでは、オランダで暮らした時間を、気ままに綴っています。

<いつかの寒い冬。
近所の広場には冬にスケートリンクができます。
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オランダは、とにかく「住まう人の心地よさ」を大切にする国です。
それは、街のいたるところで垣間見れます。

例えば、公園。
住宅地の中には公園がいたるところにあり、ちょっと大きめの公園であれば大人の散歩にも良い遊歩道とカフェも併設してあります。

子ども向けの遊具もあるけれど、それを見守る大人のためのベンチもある。
暑い時には噴水を兼ねた小さなプールができて、その周りには木陰があり、ピクニックもできます。

寒くなれば、広場にスケートリンクができて(特別な存在じゃないので、料金もほどほど。)その周りを囲むように、カフェスペースができます。
子どもは思いっきりスケートを楽しみ(もちろん大人だって参加)、その姿をちゃんと見られるような位置に席があるのです。

飲酒に関しては、ヨーロッパの交通ルールが独特(?)なこともあり、ランチタイムでもグラスをかたむける風景がちらほら。
夕暮れになればライトアップも楽しみながらスケートもさせて、軽いアペリティフで大人も楽しめます。

子連れだって、大人は大人。
せっかくのお出かけに子どものお世話だけだなんて、おかしい!


そんな声が聞こえてきたかこないかは、分かりませんが、家族揃ってストレスフリーな過ごし方は、誰にだって心地よい、ですよね。

<役所にはキッズコーナーとコーヒーマシンが常備。
待合室というものには必ずこの二つがセットなイメージです。
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今では、チャイルドファースト(家族や社会のあり方として、子供を守り育てることを最優先するという考え方。)はどの国でも見られますが、ヨーロッパに関してはさらに一歩進んでいる印象です。

そして、それを担う大人たちにも、がんばりすぎず、息抜きがちゃんとできる仕組みになっているのがいいなと思うのです。
いくら子どものことを愛おしく思っても、エネルギー有り余る子どもの相手はそれだけで大変。
だからこそ、子どもだけじゃなくその親にだって、優しさを向けるのは当たり前ですよね。

つい、見守り役に徹しないと!と公園でも仁王立ちだった私ですが、オランダに来てこんな部分の価値観も変わっていくのでした。