さて、先日お出しした配色問題。
お分かりになりましたか?
早速、答え合わせをしてみましょう!
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問題はこちらでしたね。
○問題1
答えは、
「補色の法則」です。
※それぞれの色彩論によっては微妙に色が異なりますが、おおよそという意味でご理解ください。
※参考記事:向かい合うものを合わせよう【補色配色】
それぞれ使われている色を、もう少し詳しくひも解くと…
・ レモン → → 《黄色》
・黄色 → → → 色相環で隣にある 《緑》
・黄色の補色 → 《紫》のロゴ
レモンの色からストレートに黄色を使い、近い緑を使って表情豊かにしていますよね。
そこに補色である紫を使うことで、ロゴを強調する効果があります。
連想ゲームみたいで、シンプルな配色ですよね!
○問題2
正解は、2番です。
デザインは全く同じで、使う色だけ変えて3パターン作ってみました。
ここでのキーワードは『夏』『ひんやり』『涼しげな』です。
『夏に食べたいお菓子』を強調したいので、さっぱり・冷たい感じの配色がいいですね。
だとすると、1番は背景のオレンジが秋っぽく思わせます。
(※紅葉を連想しませんか?)
ただ、おいしそうな雰囲気を出せるので、季節を問わない場合は使いやすい色です。
3番は、スイーツ=女性という発想でピンク系にしてみました。
でも『夏』の文字を見ると、あんまり涼しそうじゃない…
ピンク系はワクワクして女性好みの色ですが、季節を感じさせるのは難しい色ですね。
文字の印象は人に強く残るので、そのイメージに合う色を使うとまとまります。
多くの人や世代を問わず見てもらいたい場合は、『違和感を感じない』分かりやすい配色にするのも大切です。
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いかがでしたでしょうか?
こうやって、アウトプットすると頭の整理ができますね。
身近にある食品のパッケージは手に取りやすく、ヒントになる配色がいっぱいです。
コンビニなどでも、ちょっと気にしてみてくださいね。
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