今回は色のお話、、というよりも、『色をみる環境』についてお話します。
ターゲットやテーマを意識してやっと決めた配色。
どんな状況でも、自分の思ったとおりに見せたい!
サイトやバナーなどモニタを通じて見せるものは、違うブラウザでは微妙に彩度が落ちてしまう・・・
そういったことに対して技術的な対策も必要ですね。
でも、実は『見る場所・状況』によっても色は変わります。
例えば、このブログ、今どんな場所で見ていますか?
部屋の中?お昼でしょうか、それとも夜?電気をつけていますか?それともノマドな屋外で、でしょうか。
私たちは光がないと物を見ることができません。
その光は、自然光(太陽の光)・人工光(一般的な照明、ろうそくなど)と分けられます。
太陽の光では、それぞれが持つ色そのものが自然に見えます。
逆に、電球など照明をつけると、その種類によって色も変わって見えるんです。
スーパーのお肉コーナー、お肉が赤く新鮮に見えますよね。
でも手に取って近くで見ると、案外鈍い色合いだったりしてガッカリ、、することもあります。
これもまさに照明マジック!
お家では蛍光ランプをお使いの方も多いと思いますが、
- 昼光色・・・少し青みがかった白色
- 昼白色・・・自然光に近い色合い
- 電球色・・・赤みがかった暖かい色合い
と、その部屋で使っているライトの種類で、見える色もずれてしまうのです。
※参考サイト:NECライティング株式会社 蛍光ランプの種類
https://www.nelt.co.jp/products/useful/04.html
パソコンのモニタ自体、光を発しているので一概に言えませんが、プリントしたものは『見る場所』に、しっかり影響されます。
そう思うと、今自分が見ている色そのままを、100人にまるっきり同じように、、というのは少し難しく思えますね。
それを説明できる知識を頭のかたすみにおいて、『ある程度は仕方ないなーー』と割り切ることも、時には必要かもしれません。
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