こんにちは。

オランダで暮らした時間を、気ままに綴っています。

たまに行く業務用スーパー。ALEX MEIJERのいちごフレーバー紅茶を買いに。

どこに住むにしても、一番気になるのは食のこと。


私はあまり料理が上手ではないけれど、だからこそ、自分の扱える食材がどんなものなのか?が不安のタネでした。そもそも、普段、みんな何食べてるの??

私が出会ったオランダ人たち(正確にいうとオランダに住み付いた人も含む)は、みんな自分の意見と主張を持っている印象。

食材にしてもそれは表れていました。

例えば、食材を<買う>ところ。
日本では大概スーパーで済ませていますが、オランダは選択肢が多いなーと感じていました。


いわゆる大手の総合スーパーが3社ほどあり(各地のいたるところにある)、決まった曜日に開かれるマーケットがあり、オーガニック系スーパーがあり、肉や魚のこぢんまりとした専門店あり。

スーパーがあるからといって、他のお店が押されてることもないし、買う側がそのつど決めるだけ、です。

「今日は手早くしっかり買い込みたい!」であれば、車の止めやすいスーパーに行くし、
「おいしい薄切り肉が欲しい」と思えば、評判のいいお肉屋へ。
「栄養がしっかり取れそうなパンを探して見たい」と思えば、健康志向なオーガニックスーパーへ。

住む街Amstelveenにやってくる金曜マーケット。たくさんのお店が並びます。

ご近所のマダムも、スーパーでは見かけないけれど、そうか、毎週金曜日のマーケットがお気に入りの様子だし、
私の英語の先生ケイト(仮名)は、スーパーの肉は「Terribble!(おそろし〜!)」と敬遠、いわゆる地産地消の市場のようなお店を愛用していました。

確かに、おいしいお店で買ったチーズは別格の味だし、スーパーではサーモンとタラの切り身くらいしかないけど、お魚屋さんにはアジもあるし刺身もある。

そして、ポテトチップスやビール(ジャンキーなものも食べたい。)をさっと買いに走るにはスーパーが一番!

もちろん、それには買う側(消費者)がいるからであって、みんながこれを使うからこれで、じゃなく、「私がこれを買いたい」が、気張らずに言えるからこそ成り立っています。

これぞオランダのイメージ。チーズはとにかく濃い味でおいしい。

買う人がいるからお店があって、お店があるから買いにいく。
そのサークルが上手にできているなと感じました。

さて、私の買い物リスト。

普段の薄切り肉は、金曜マーケットか日本食材屋の冷凍物を。
チーズはお気に入りがあるのでマーケット。
隣の町のスーパーは品揃えがいいから、そこでワインは調達。
冷凍品やヨーグルト、お菓子にパンに、普段のなくてはならない市販の食材は、モールに入った大手スーパーで。
ガーッとカートに詰め込んで、どんどんセルフでスキャナして、ガシッと車で運んで。

夜はハイネケンで乾杯!です。