先日、『社会人向けプレゼン資料作りで役立つ配色術』についてレクチャーをしました。
遠方の受講者様でしたので、Skypeを使ってレッスンしました。
今回の受講者さんは、私がフリーランスを始めた駆け出しの頃からのお付き合いです。
クライアントさんの中でも、最も長いお付き合いかも…今でも継続してお仕事をさせていただけて嬉しいです。
こちらの受講者さんは、主にYouTubeにて動画を使って、社会人向けのオンライン講座を手がけていらっしゃいます。
Excelを始め、会社員に必須!なツールを分かりやすくテンポよくレクチャーしてくださるため、人気の講師さんなんです。
9月にリリース予定の教材向けに配色のコツが知りたい!とのことでした。
Excel、ワード、ブログなど、一般的によく使われるツールでも、みなさん必ずぶつかる壁。
それが 配色 です。
グラフ作りにしても、見やすく比較しやすい配色があります。
例えば、こちら。
*macのNumbersで制作した円グラフです。
比較するために、全部色を変えていますが、正直どれが一番伝えたいデータなのか分かりません。
次にこちら。
先の円グラフと数値は同じですが、一番目立たせたい部分(ここでは30%のところ)だけ強調した配色です。
その他の数値は比較したいけれど、参考としてのデータ。
そんな場合は、 色数(色相)を使わず、濃淡(同じ青色で薄さや濃さを変えた)で十分表現できます。
これが、すっきりした印象で、かつ、伝えたいことは伝わる配色です。
プレゼン相手が、社内の小さなミーティングであれば、さほど気にしなくてもやり過ごせるかもしれません。
でも、それがご自分のステップアップにかかわる新事業のプレゼンだったら?
絶対勝ちたい、ライバル会社とのコンペだったら?
ツールには、作っている本人の熱意は伝わりません。
もちろん、資料の重要なテーマも理解できません。
なので、資料作りをしている本人が
配色にひと手間かけるかどうか?
で、もっと伝わる資料になるんです。
一番大切なのは、プレゼン資料の中身が確実に相手へ伝わること。
イタイ配色は、相手にモヤモヤを与え、<伝える>を邪魔します。
配色は、資料の戦闘アイテムのひとつ。
うまく使って、パワーアップさせましょう!
受講者さんが作られている教材ですが、まだリリース前なので、詳しくお話しできないのが残念です…
こちらの教材、社会人・会社員の方なら絶対役立つ内容です。
公開可能になりましたら、こちらでもお知らせさせてください!